【秩父の観光情報をご紹介】秩父夜祭(秩父例大祭、日本三大曳山祭)


毎年12月2日,3日は秩父夜祭が開催されます。
年間を通した秩父の催しの中で最も規模が大きく、2016年にはユネスコ無形文化遺産(世界遺産)に登録された為、さらに盛り上がりを見せています。
2017年は土日の開催となりますので、混雑が予想されます。
本記事では秩父夜祭のみどころや混雑情報をお伝えしますので、ぜひ参考にされてください。



秩父夜祭の歴史・見所


3秩父夜祭は00年以上の歴史があり、提灯や彫刻などで装飾された山車(屋台)の曳き回しが行われることから、日本最大曳山祭の1つとして、数えられています。(他2つは京都の「祇園祭」、飛騨の「高山祭」)
最大20トンもの重量がある山車が、クライマックスで団子坂という急坂を登る姿は圧巻の一言です。
また、その時に羊山公園から打ち上げられる花火も見所の1つで、冬に打ち上げられるは澄んだ空気の中でより一層、綺麗に見ることが出来ます。
夏の花火しか見たことがないという方は、ぜひ冬の花火を見にいらしてください。

秩父夜祭についてさらに詳しく知りたい方はWikipediaをご確認ください。

お祭りの会場

秩父神社


秩父夜祭は秩父神社の例大祭ですので、もちろんメイン会場の1つです。
12/3の夜に行われる御神幸行列では出発地点となります。

秩父神社の地図

※秩父神社についてはこちらの記事で紹介しています。

御旅所(亀の子石)


御旅所(おたびしょ)は神幸祭を行う為、屋台が曳き揃えられる最も重要な場所となります。
普段は市役所や伝承館の駐車場として利用されており、建物側には桟敷席(有料観覧席)が置かれます。

御旅所周辺の地図
 

有料観覧席

秩父夜祭の1週間前の様子です。ほぼ完成の状態ですね。

団子坂


写真が遠く見づらく、申し訳ありませんが、中央の道の奥が団子坂となります。
この急坂を屋台が曳き上げられる場面が祭の最大のみどころです。
ただし、道幅が狭い為、見るには相当早くから場所を確保しなければなりません。
尚、団子坂を屋台が通るのは3日の夜20時以降となります。(※時間に誤りがあった為、記載を修正しました。申し訳ございません。)
ここでの混雑を避け、道幅が広い札所十三番「慈眼寺」前の通りで屋台の曳き回しを見る方も多くいらっしゃいます。
また、4日0時以降に逆に曳き下ろしが行われますが、観光客帰宅後の時間であり、地元民にとって隠れたみどころの1つとなっています。

番場町諏訪神社


神幸路の途中、この場所の近くを通過する際は例外的に屋台囃子を止めます。
これは秩父神社の女神と武甲山の男神がこの日に逢瀬を楽しむという言い伝に由来しており、男神の正妻が祀られている諏訪神社の前を通る際には、正妻を怒らせない為に屋台囃子を止めるとされています。この風習を「諏訪渡り」と呼ばれています。

諏訪神社の地図
 

花火について


まずは2017年の打上げプログラムを載せます。
毎年打上げ時間・プログラムはほとんど変わりません。ただし、中身は技術の進化があるはずです!!
やはり一番の感動は「黄金の滝」です♪

  • 12月2日
    • 19:00~20:00
      • 【 内容 】単発の花火、スターマイン
  • 12月3日
    • 19:30~20:30
      • 【 内容 】日本芸術花火大会
        日本煙火芸術協会に所属する精鋭の花火師による花火の競演が行われます
    • 20:30~21:00
      • 【 内容 】煙火主催町競技花火大会
        スターマインを5台打上げます
    • 21:00~21:55
      • 【 内容 】虹のスターマイン大会
        色別のスターマインを7台打上げます
    • 21:55~
      • 【 内容 】フィナーレ ~黄金の滝~

花火だけを楽しみたい!!という方は国道140号より羊山公園側での観覧をオススメします。
花火を間近で見れるだけでなく、比較的混雑もない為、ゆっくり見ることが出来ますが、一般道などで見ることになるため、交通の妨げにならないよう注意しましょう。
座ってゆっくりと見たい方は「秩父銘仙館」さんの敷地内で有料鑑賞を受け付けていたと記憶していますので、そちらへ行かれてみてください。
また、屋台と花火のコラボレーションを見たい!!という方は混雑を覚悟して御旅所付近で耐えることが必要になります。

電車・駐車場について

電車について

秩父へ来る電車として「秩父鉄道」「西武鉄道」の2つの路線があります。
祭当日は臨時列車を運行し、混雑に対応していますので、各会社のHPをチェックしていきましょう。

秩父鉄道の臨時列車情報はこちら
西武鉄道の臨時列車情報はこちら

尚、西武鉄道利用時は座席指定が可能な特急レッドアロー号の利用がオススメです。
有料特急の指定券の購入方法は以下の記事でも触れていますので、参考にされてください。
【特急レッドアロー号に乗ろう!】窓口・券売機での特急券購入方法のご紹介
【特急レッドアロー号に乗ろう!】Web特急券「Smooz 」利用方法・特徴のご紹介
【特急レッドアロー号に乗ろう!】 乗車方法・車内設備のご紹介

駐車場について

当日は市内の小中学校の校庭などが臨時の有料駐車場として利用できます。
詳細は秩父夜祭臨時駐車場情報HPをご確認ください。

オススメはUNICUS秩父周辺の駐車場です。


UNICUS秩父の裏側のセメント工場跡地が臨時駐車場として開放されます。
ただし、市内の主要な通りは通行規制が入るため、渋滞は避けられないでしょう。

最後にひとこと

秩父夜祭は開催日付が固定の為、2017年の次に土日が開催日となるのは2022年と5年先になります。
せっかくのお休みですので、ぜひ秩父へ訪れてみてください。

尚、当日行われる行事や道路の規制情報などの詳細は秩父市公式サイト「秩父観光なび」さんにてご確認ください。

しかし、本記事は作成に時間をかけられず消化不良な内容となってしまった為、後程追記させて頂こうと思います。
また、内容に誤りなどございましたらご指摘いただけますと大変助かります。

以上、秩父夜祭のご紹介でした。

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